最高のロケーションで行われたサスティナブルな音楽フェス「CORONA SUNSETS FESTIVAL 2023」レポート&来場者スナップ

7月15日(土)・16日(日)の2日間、沖縄の豊崎海浜公園で「CORONA SUNSETS FESTIVAL 2023」が開催された。このフェスはビールブランドであるコロナエキストラが開催し、世界14箇所で開催されているグローバルフェス。

日本では沖縄で15年からスタートしたが、19年以降は休止していたため、実に4年ぶりの開催となった。ラインナップは1日目にDURAND JONES、2日目にNulbarichをヘッドライナーとして迎え、平井大やMoonchild、yonawoに離婚伝説など、国内外から注目度の高いアーティストが集い、ビーチフェスに華を添えた。リスタートした「CORONA SUNSETS FESTIVAL 2023」の会場フォトレポートと来場者スナップをお届け。

最高のロケーションで行われたサスティナブルな音楽フェス


会場となる豊崎海浜公園は那覇国際空港からバスで約30分、那覇市内からモノレールで約1時間ほどで到着。太陽を模したゲートを通過すると、目の前にはエメラルドグリーンの美しい海が視界に飛び込んでくる。この圧倒的な開放感と景観は沖縄ならでは。会場はビーチに沿って半円状の作りになっており、それぞれ対極の位置にあるSUNSETS STAGEとCROWN STAGEを結ぶような形で出店やコンテンツが展開されている。ライブはステージ交互に実施されるため、その合間にさまざまなフェスフードとコロナエキストラを楽しみながら休憩スポットで仲間とチルタイムを過ごすなど、日常生活ではなかなか味わえない自由かつリラックスした雰囲気が会場には常にあった。その他にもサウナや、ショッピング、カスタムTシャツ作成など思い思いの形で充実した時間を楽しんでいたようだ。

そして今回注目したいのがサスティナブルへの取り組み。「CORONA SUNSETS FESTIVAL」では国際NGO団体「OCEANIC GLOBAL」が定めるサスティナブルな取り組みを支援する評価基準「BLUE STANDARD」の最高水準を満たすため、さまざまな取組をフェス内で行っていた。その一つとしてドリンクカップからリストバンドまで、会場内におけるすべての使い捨てプラスチックの撤廃を宣言しており、会場内でのドリンクは缶かアルミカップが使用されていた。タンブラーなどの持ち込みを推奨していて、ペットボトルは使用されず、水は無料の給水所が用意されていた。

また食材面でも工夫が凝らされており、食材の輸送に伴うフードマイレージの削減と地域経済への貢献の観点から、フードメニュー50%以上が国産食材でまかなわれていた。こういった取り組みはすべて“パラダイスを守る”というコロナエキストラのブランドのミッションに基づいて実施されているが、自然の中で開催される音楽フェスティバルとして、ただ楽しい、心地よいだけではなく、それを支える環境の改善についてリスペクトを持ってフェスが取り組むというのは今後重要な考え方になるだろう。

会場フォトレポート

入場ゲート
ゲートをくぐるといきなりこの絶景
広々とした街道脇にショップが立ち並び、すぐビーチにアクセスできる
「CORONA SUNSETS FESTIVAL」ならではの特徴的なSUNSETS STAGE
バーが近く、芝生も相まって過ごしやすいCROWN STAGE
晴天のなか人気美容師による無料ヘアカットも
ビーチにピッタリなアイテムが買える野外ショップ
豪快なパエリアをはじめフェス飯は美味しいものばかり
Tシャツをカスタムして着こなすオシャレな人が多かった
無料のウォータースポットはタンブラー持参が便利
分別はしっかり

LIVE Photo

平井大 ©CORONA SUNSETS FESTIVAL 2023
Nulbarich ©CORONA SUNSETS FESTIVAL 2023
離婚伝説 ©CORONA SUNSETS FESTIVAL 2023
Miles Medina ©CORONA SUNSETS FESTIVAL 2023
DURAND JONES ©CORONA SUNSETS FESTIVAL 2023
Moonchild ©CORONA SUNSETS FESTIVAL 2023

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