2025年8⽉16⽇(⼟)・17(⽇)に千葉・ZOZOマリンスタジアム&幕張メッセ、大阪・万博記念公園の2会場にて「SUMMER SONIC 2025」(通称:サマソニ)が開催されます。
既に、ラインナップは年明けに発表されるとアナウンスされており、SNS上では出演アーティストの予想大会が繰り広げられています。そこで、Festival Life読者&編集部にてサマソニのヘッドライナー希望&予想を聴取。サマソニお馴染みのアーティストから意外なレジェンドまで、複数票を獲得した10組+αをご紹介します。(アーティスト掲載順は順不同)
※ 1/31情報更新
サマソニ’25 出演者予想
Sabrina Carpenter
「Espresso」「Please Please Please」といった楽曲に加え、昨年の夏にリリースしたアルバム『Short n’ Sweet』が世界的ヒットを記録したサブリナ・カーペンター。アメリカ出身の女優であり、歌手でもある彼女だが、2024年は世界のトップアーティストとして、常にシーンの中心にいたということもあり、今サマソニに呼んで欲しいアーティストとして多くの声が寄せられた。クリエイティブマンが主催した2017年の「POPSPRING」に出演した過去もあるので、フェスで戻ってくるならサマソニ一択?!6月にはスペイン「プリマヴェーラ」、7月にはロンドン・ハイドパークでのライブも決定しているが、それ以降のスケジュールは現在のところ発表なし。
Billie Eilish
2018年のサマソニで初来日を果たし、そこから一気に世界的スターへの上り詰めたビリー・アイリッシュのカムバックに期待する声も多数!昨年は単独来日公演やミュージックステーションへの出演(歌唱なし!)が話題になったが、次はフェスでの大合唱が聴きたい!ちなみに4月からヨーロッパツアーが決定しているが、7月のイギリス公演以降のスケジュールはまだ発表されていない。前回はSONIC STAGE(東京)の出演だったが、次はもちろんメインステージ&チケット完売必須!
Travis Scott
昨年のサマソニ主催者インタビューで語られていたように、2024年のヘッドライナーとしてブッキングが決まりかけていたというトラヴィス・スコット。主催者的にはハードな選択になるかもしれないが、オーディエンスとしては、サマソニのヘッドライナーとしての出演を待ち望む声も多い。サマソニ翌週のイギリス「レディング・リーズフェスティバル」への出演が決まっているものの、サマソニ週は現状空いている。アジアのフェスではインド「ロラパルーザ 2023」にしか出演していないので、もし実現したら超貴重な機会になること間違いなしということで、去年のリベンジに期待!
Blink-182
2023年のコーチェラの代打ヘッドライナーも記憶に新しいブリンク182。2023年には9thアルバムが全米1位を記録し、昨年も新曲を立て続けにリリースし、レジェンドでありながら、さらに新しい歴史を積み重ねている。近年はポップスやヒップホップの印象が強くなっているサマソニだが、世界のフェスシーン的にもパンクロック勢への再評価が高まっているので、このタイミングのサマソニヘッドライナーはあり!?現時点ではアメリカの一部フェスを除いて、ツアーなどは発表されていない。
Charli XCX
スペイン「プリマヴェーラ」をはじめとした海外の人気フェスのヘッドライナーに抜擢され、確実に今年のフェスの目玉の一人、チャーリーXCX。昨年リリースした『BRAT』はまさに2024年を代表する傑作で、メディアの年間ベストにも多く選ばれた。もちろんソロでの来日も嬉しいが、「プリマヴェーラ」でも披露予定の、トロイ・シヴァンとのコラボにも期待してしまうところ。
Eminem
これまでに、2001年のフジロック、2003年、2012年の単独公演と3度の来日を果たしている、エミネム。2012年の来日公演はサマソニ東京会場にも使われているマリンスタジアムにて行われた。来日が実現すれば13年ぶりということになるが、現在はツアー情報などはなし。
Olivia Rodrigo
今年は、南米の「ロラパルーザ」やスペイン「マッドクール」などの大規模フェスのヘッドライナーに決まっているオリヴィア・ロドリゴ。2023年はファンイベントで来日、2024年は東京有明アリーナで初来日ライブを成功させた。昨年来日したばかりだが、「フェスでも観たい」という声が多く届いたので、3年連続での来日はぜひサマソニで!
Green Day
デビュー30周年記念の新作『Saviors』を提げてワールドツアーを展開中のグリーン・デイ。昨年はデビュー作『Dookie』が30周年、『American Idiot』が20周年を迎えるメモリアルな年となったことで話題性も十分!とはいえ、2月には来日公演があるので望みは薄いと分かりつつも、「やっぱりサマソニで観たい!」という声も!来年以降でのヘッドライナー出演にも大いに期待したい。
Linkin Park
新ボーカルを迎え、7年ぶりに復活したリンキン・パーク。グリーン・デイと同様に2月に来日公演が行われる、さらに夏もツアーで埋まっているので可能性はないが、再始動の話題とともにサマソニ出演希望の意見が多く届いた。2006年に初ヘッドライナーを務めて以降、10周年の2009年、そして2013年はメタリカとのWヘッドライナーとコンスタントにサマソニに登場しており、相性は抜群!こちらも2026年以降に期待!
Oasis
今年復活を果たし、来日公演も決定しているオアシス。「フェスへの出演はなし」とバンド側が公言しているものの、大御所バンドの中で圧倒的に読者の希望の声が多かった。今年の出演の可能性はないと思うが、過去にはオアシス含め、ノエル、リアムともにソロでのサマソニをを大いに沸かせてきた歴史があるので、来年以降はサマソニへの出演にも期待していいはず。
日本人アーティスト希望
宇多田ヒカル
昨年は6年ぶりの全国ツアー「HIKARU UTADA SCIENCE FICTION TOUR 2024」を実施した宇多田ヒカル。毎年彼女へのフェス出演の希望は多いが、昨年は夏のフェスシーズン中のツアー稼働だったこともあり動きはなかった。今年はツアーも終えてスケジュール的には問題ないが、果たしてファン念願のフェス出演はあり得るか。もし実現したらサマソニ、そして日本のフェスシーンの記録に残る一夜になるだろう。
XG
日本人アーティストとしてもっともSNSで声が上がっていたのが、7人組ヒップホップ/R&BガールズグループXG。今年はアメリカ・コーチェラにも出演が決定しており、日本のフェスへの出演も期待が高まるばかり。数あるフェスの中でも、昨今の傾向と彼女たちの世界観をもっとも表現できるのはサマソニではないか。まずはコーチェラのライブを成功させて、国内フェス凱旋に期待したい。
藤井風
年末の紅白歌合戦の演出も記憶に新しい藤井風。国内フェスではライジング・サンやビバラロックに出演した過去はあるが、サマソニへの出演はなし。2020年に開催予定だったサマソニ代替フェス、スーパーソニックへの出演が発表されていたが、新型コロナウイルスの影響でフェス自体が中止に。そのときからもさらに進化している彼のパフォーマンスをサマソニで観たい!
編集部まとめコメント
サブリナ・カーペンター、チャーリーXCX、オリビア・ロドリゴといった、まさに今のシーンの中心にいるアーティストへの希望&予想が多かったのが、今回のアンケートの特徴でした。他にも復活のオアシスやリンキン・パーク、さらにサマソニイメージの強いグリーン・デイへの希望もありましたが、単独来日も決定しているので可能性は低そう…。日本勢では、宇多田ヒカル、藤井風、そしてXGという意見が目立ちました。そろそろアナウンスされそうなサマソニのラインナップですが、読者の皆さんの予想はいかに!?ナイネ枠もチェックしつつ、発表まで楽しみに待ちましょう!
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