初参加コーチェラであってよかったもの
コーチェラは都市型フェスで気候も温暖なため、ファッションや手荷物では日本の都市型フェスとそこまで違うものが必要ではないので割愛して、ここからは前ページで記載した費用以外に、コーチェラ参加(キャンプ含む)にかかった細かい出費を書き出してみる。
キャンプ用品
一人参加ということで、ソロ用キャンプアイテムを準備しなければならなかったが、知人からテントを含めキャンプ用品を借りたおかげで、ほとんど出費なし(代わりにお礼にお土産を買う代)。ちなみに、コーチェラ会場は昼間は暑いが、夜は15度くらいまで下がることもあるため、気温に応じた寝袋はあると安心。
e-SIM
これはキャンプ参加でなくても必須になると思うが、今回はGlobal eSIMというサービスを利用。サイトは英語対応のみだが、分かりやすいのでサイトの指示に従っていけば普通に買えた。(日本語で購入方法をまとめている個人ブログがあったので、それを見ながらだと操作方法が分かりやすかった)。途中で通信制限がかかるのが怖かったので、少し多めに30日20GBのプランを選択。Wi-Fiを借りると1週間ちょっとで3万円くらいかかるので、4000円ほどに抑えられるe-SIMの方が圧倒的に安かった。
モバイルバッテリー
安くない出費なので迷ったが、アンカーのPowerCore III 10000(最大4回ほど充電できるタイプ)を購入。コーチェラ会場には充電できるスペースもあるのだが、かなり混んでいるのと、充電している間ずっとそこにいなければいけないというデメリットがあるため、モバイルバッテリーは2台持ちが便利だった。(片方のバッテリーを充電している間に、もう片方でスマホを充電しながら使えるため)
吊るせるポーチ
今回の旅の出発1ヶ月前にふらっと無印で買い物をしていた時に目に止まったポーチ。キャンプサイトではアメニティもろくにないだろうなと思っていたし、ちょうどメイク道具をまとめるポーチも欲しかったので購入。フック付きでどこにでもかけられるのが想像以上に便利で、普通に家でも使っている。
携帯用シャンプー・ボディソープ
旅行の時に便利な携帯用のシャンプーやボディソープ。手荷物として飛行機に持ち込める液体100ml以下の条件を満たしているサイズを購入すると、自分で容器の詰め替えを行う必要がなくとても便利。100ml以下の空の液体ケースなどに、化粧水やヘアオイルなどを入れて細々とした液体類を持ち運ぶのも◎。
その他衛生面
コーチェラのキャンプエリアにはシャワーが一応あるのだが、シャワーブースは夜19時にクローズするため、シャワーを浴びるのは朝になることが多い。寝る直前にシャワーを浴びれなかった時でも最低限のケアはしたいと思い、除菌シート、ボディシート、メイク落としシートを購入しておいてよかった。
POINT
コーチェラ会場内は全てが高いが、キャンプサイトは飲み物などが少し安めの設定になっている。売店では飲料だけでなく、パンなどの食料、シャンプーやサンダルなどの日用品も販売されており、忘れてしまったときや、足りなくなったときにも便利。ただし日本から持参、もしくは事前にスーパーなどで購入しておいた方が安く済ますことができる。
コーチェラに参加してみて
今回初めてコーチェラに参加するにあたって、不慣れな中で様々なトラブルに見舞われたりと、何度も心が折れそうになった。チケットが直前まで届かない、シャトルバスの発着場所を知らせるメールが届かない…などなど。改めて振り返ると、不慣れな海外フェスに参加する際は、事前の情報収集と余裕のあるタイムスケジュールがとにかく大事だということ。事前に公式サイトの注意事項を読み込んでおく、事前にフェスのアプリをダウンロードしておくなど、事前の情報収集をしておくだけで、回避できる細かなトラブルがたくさんある。その他、初参加体験の注意点など、もう少し詳細な情報は、最近スタートした Festival Life Radioで紹介するので、ぜひチェックしてみてください。
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