2019年5月11日(土)・12日(日)の2日間にわたり、静岡県富士市「富士山こどもの国」にて「FUJI&SUN’19」が初開催された。本フェスは、音楽、映画、スポーツ、3つを軸に、様々なコンテンツを絶景の富士山のバックに楽しむことができるWOWOWをはじめとする実行委員会が主催するキャンプフェス。
初日の開場のタイミングでは、富士山もはっきりと顔を出し、まるで開催を祝うかのような見事な景観で華を添え、富士市長の挨拶とともにフェスがスタート。ライブが行われるステージはSUN STAGE、MOON STAGE、そしてSTONE STAGEの3ステージ。その他に映画が上映される3スクリーン、OPEN CINEMA PARADISO、PAOTHEATER、FUJITHEATER、世界の冒険史に足跡を残し続ける“冒険のプロ”集団「人力チャレンジ応援部」が監修したトークセッション、ワークショップが行われるJINRIKI CHALLENGE STAGEなどが展開され、来場者がそれぞれに自由に時間を過ごす姿が印象的だった。
音楽では、1日目は、Theo Parrish、Hermeto Pascoal e Grupoらの海外勢をはじめ、大友良英スペシャルビッグバンド、cero、七尾旅人ら14組が登場。2日目には、台湾出身のインディギターポップバンド、DSPSがトップバッターを飾り、クラムボン、田島貴男、Charaら14組が次々と出演し、大いに会場を盛り上げた。
来場者に話を聞いてみると、初開催フェスながら日本全国から多くのフェス好きが集まってきており、カップル、ファミリー、大人数グループなど参加スタイルも多種多様。参加した人の中には、ゆったりと快適に2日間過ごせるという点で「春の朝霧JAM」というような感想も。そんな初開催フェスにFestival Life編集部が潜入。気持ちよい快晴に恵まれた会場の様子と来場者スナップをお届けします。
充実のコンテンツでそれぞれ自由に楽しむフェス
Photo:©FUJI & SUN ’19