10-FEETの“思いやり”が詰まった「京都大作戦 2021」会場レポート&来場者スナップ

2021年7月3日(土)・4日(日)の2日間にわたり京都府立山城総合運動公園 太陽が丘特設野外ステージにて「京都大作戦2021 〜中止はもう勘弁してくだ祭(マジで)〜」が開催されました。

京都の夏の風物詩となった本イベントは京都在住の3ピース・ロック・バンド 10-FEETが主催する野外フェスティバル。毎年、10-FEETと縁のあるアーティストが多数登場し、これまでも奇跡的なコラボなど数々の伝説が生まれてきました。2年ぶりの開催となった今年はファンにとっても待ちに待った開催。残念ながら10日(土)・11日(日)に予定されていた2週目の開催は中止(延期)になってしまいましたが、今回は「京都大作戦」1日目の会場レポートと来場者スナップをお届けします。

フェスの常識を覆す!? 感染症対策のオリジナルアイテム・万能傘


2年ぶりの開催となった今年、各フェスで来場者の削減や入場時の検温・消毒、マスク着用の義務付けや距離をとった観覧の推奨、さらに大きな歓声の禁止といった感染症対策がとられる中、「京都大作戦」のオリジナル施策として「万能傘」が来場者全員に配布されました。この万能傘は、日除けや雨天時の対策に使えるのはもちろん、傘を広げることによりソーシャル・ディスタンスを確保することができる優れもの。ステージや物販列の待機中はつねに万能傘の利用が勧められ、その光景は今年の「京都大作戦」でしか見ることができない圧巻の光景になりました。ルールがある中でも、オーディエンスに楽しんでもらうことを忘れない10-FEETらしさが伝わります。

手書きの看板が来場者を迎える入場口

アーティスト・観客にとっても大事な「京都大作戦」という場所

メインステージ「源氏ノ舞台」

当日の天気予報は大雨だったにもかかわらず、ファンの想いが通じたのか、雲間から陽が差し込み快適な天候に。待ちに待った「京都大作戦」を楽しんでいる来場者の様子が印象的でした。

ライブは2019年サブステージの牛若ノ舞台に初登場したハルカミライがトップバッターとしてメインステージの源氏ノ舞台に登場。ハルカミライらしいエモーショナルなステージで幕を開けた「京都大作戦」はその後、実家が会場から自転車で10分という岡崎体育に加え、Ken Yokoyama、Dragon Ashなどお馴染みの面々が続きます。一方、牛若ノ舞台では10-FEETが注目する新人アーティストとしてVaundy、ゆかりのあるアーティストとしてTOTALFATなどバラエティに富んだアーティストが多数出演。

そして、源氏ノ舞台最後のステージを飾るのはもちろん主催の10-FEET! 開催できたことに対する感謝を述べ、「VIBES BY VIBES」でスタートしたこの日はDragon AshのKjやMAN WITH A MISSIONからTokyo TanakaとJean-Ken Johnnyがサプライズで登場し、オーディエンスを大いに沸かしました。

サブステージ 「牛若ノ舞台」

ルールが定められている中でも、拍手やジャンプなどできる範囲で、アーティストの声にレスポンスを送るオーディエンス。アーティストにとっても観客にとっても特別な場所であることを改めて認識した今年の「京都大作戦」は、そんなコロナ禍におけるオーディエンスとの掛け合いが印象的でした。残念ながら、2週目の開催は中止(延期)になってしまいましたが、1週目が開催できたこと自体が、次につながる大きな一歩と信じています。公式サイトでの主催者コメントにもあるように、コロナ禍が収束し、また太陽が丘で再会できる日を待ちましょう!

来場者のココロとカラダを潤すポカリスエット

フェスで疲れたカラダと渇いた喉を潤すために、ライブの後に次々と人が集まってくるポカリスエットブース。ポカリスエットはこれまで全国各地のフェスで協賛し、さまざまな形でフェスをサポートしてきました。

コロナウイルスの影響でフェスが相次いで中止・延期になった2020年を乗り越え、徐々にフェスが再開しはじめた2021年。そんなフェスの元気な姿をお届けすべく、ポカリスエットとFestival Lifeのコラボが実現!

当日はポカリスエットブースを中心に会場全体を巡りスナップ取材を実施。今年の来場者は感染症対策のルールをしっかり守った上で楽しむ姿が印象的でした。ポカリスエットやオリジナルタオルを手にした、「京都大作戦」の来場者の笑顔をお楽しみください!

源氏ノ舞台 後方にあるポカリスエットブース

スタッフも感染症対策バッチリ!
ライブ終了後、ポカリスエットを求める来場者

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京都大作戦 2021 来場者スナップ

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