フジロック開催まであとわずか。フジロックの会場内には、ステージのみならず多種多様なスポットがあります。フジロックに参加するならぜひ訪れておきたい場所を紹介していく本シリーズですが、今回は、会場の奥地にある「Cafe´ de Paris」 (カフェ・ド・パリ)や「ORANGE CAFÉ」(オレンジカフェ)、さらに今年限りの登場となる「UNFAIRGROUND」(アンフェアグランド)を紹介します。
魅惑のエリア「カフェ・ド・パリ」に遊びに行こう!
フジロックの奥地にある「カフェ・ド・パリ」は、パリに現存する歴史的なキャバレー”ムーランルージュ”をイメージし、シャンソン、ジプシーなど様々な演奏からポールダンスなどのパフォーマンスまで楽しめるステージ。昼夜問わず妖艶な雰囲気を楽しめるカフェ・ド・パリの特徴を紹介します。
本格的なバーレスクショーを見られるステージ
バーレスクとは17、8世紀、英国を中心に流行した風刺的喜歌劇で19世紀以降、大衆向きのこっけい寸劇・物真似 (ものまね) 芸などとなり、多くはショーの間に挿入して上演されるようになりました。アメリカでは、寸劇などをまじえたストリップショーのことを言うそうです。(デジタル大辞泉より) そんなカフェ・ド・パリではお馴染みのBIG WILLIE’S BURLESQUE(ビッグ・ウィリーズ・バーレスク)が出演(上記の動画)。日本ではなかなか体験できない本格的なバーレスクショーを見ることができます。
国際色豊かなアーティストによるライブ
カフェ・ド・パリでは様々な国のアーティストによるワールドワイドなライブが行われます。ラテン・ジプシー・フォーク・シャンソンなど、普段の生活では感じることのできない異国情緒たっぷりの音楽が演奏されます。フジロック常連の加藤登紀子や高田漣に加え、日本初来日のコロンビアの人気バンド・RANCHO APARTE(ランチョ・アパルテ)やクンビア・ラテン音楽をトロピカルに演奏するFRENTE CUMBIERO(フレンテ・クンビエーロ)などが出演します。
ポールダンスやマジックも楽しめる!
カフェ・ド・パリでは、ライブの合間にポールダンスやマジックを楽しむことができます。美しいポールダンスだけではなく、セクシーなポールダンサーのお姉さまからテキーラを飲ませてもらえたりもするので、それを目当てにカフェ・ド・パリへ足を運ぶ人達もいるほど。また併設されている本格的なバーでは、手の込んだカクテルやフルーツたっぷりのサングリアなどを楽しむことができるので、音楽やショーだけではなくお酒に酔いしれる場所としても、魅力的な空間です。また、カフェ・ド・パリがあるエリアには、奥地のパワースポットと呼ばれている「STONED CIRCLE」(ストーンサークル)では、経験問わず、誰でも自由に、ユニークな打楽器の演奏を体験することができます。
フジロックにアンフェアグランドがやってくる!
カフェ・ド・パリのさらに奥には、屋根付きのフードコートがある「オレンジカフェ」があります。今年はこのエリアに、フジロックのモデルになったと言われているイギリスのグラストンベリー・フェスティバルから移動式大人の遊園地「アンフェアグランド」が、今年限りで海を渡ってやってきます。インスタレーションやグラフティーにサーカス、そして音楽。アンフェアグランドに存在する3つのテイストの音楽(The Acid House/The Salion Carousel/Jag’z Acid Lounge)をそれぞれ各日に分散、実力派DJたちがプレイ予定となっています。
グラストンベリー参加者の声
広大なグラストンベリーフェスティバル会場の中でも、際立った個性を放つ「アンフェアグランド」。DJだけでなく、アトラクションや装飾、ユーモアやブラックジョークなど、全てにこだわりのあるエッジの効いたエリアで、グラストンベリーの夜遊びエリアの象徴となっています。グラストンベリー気分を日本で味わえるのはここだけです!
その他エリア紹介
Photo: オフィシャル提供
Text: nadia