フジロックで来場者の導線を担うボードウォークの一部として浅貝川に架かる「みどり橋」を架け替えるクラウドファンディング「フジロックの森をつなぐボードウォークに新しい橋を架けたい!『みどり橋」』建設プロジェクト」が2020年3月17日(火)よりスタートした。
本クラウドファンディングを主催するフジロックの森プロジェクトでは、フジロック来場者が苗場との接点を持って苗場に愛着を感じてもらい、毎年来てもらうことを目的の1つに、フジロックの森の中を回遊するボードウォークの設置を行なっている。地元有志、ボランティアによってボードウォークを2002年より設置、2011年からは、新潟県や湯沢町、フジロックと一緒に「フジロックの森プロジェクト」を始動し、ボードウォークをはじめ会場周辺の森の整備や環境を守る活動も行なっている。
「みどり橋」は現在丸太で作られた仮設の橋となっており、豪雨、豪雪の影響により毎年修繕が行われている。「みどり橋」をより自然災害に強く、通年使用可能な橋にすることによって、年間を通してより安全に苗場の森を楽しんでもらいたいと考え、今回のクラウドファンディングが用意された。本クラウドファンディングで集まった費用は、新しい「みどり橋」の設置及びボードウォーク整備費用として使用し、2020年7月竣工を目指している。
クラウドファンディングに参加した人には、フジロック早割チケット購入権、プリンスホテル宿泊購入権、グランピングテント宿泊購入権、前夜祭満喫コース、BEAMS、CHUMS、ColumbiaやKiUによる限定オリジナル・コラボ・グッズなどのリターンが用意されている。
プロジェクト名
フジロックの森をつなぐボードウォークに新しい橋を架けたい
募集期間
2020年3月17日(火)11時~2020年6月4日(木)
目標金額
800万円
フジロックの森プロジェクト実行委員会
フジロックが苗場で開催されるようになり、地元としても何か協力できないかと考えて、私たち世代はボードウォークをスマッシュの日高さんに提案し、多くの方にご協力いただきここまで作ることが出来ました。ただ何時までも自分たち世代が考えていても苗場ボードウォークは変わらないと思い始めていました。そんな時、自分たちでは思いもつかなかった提案を若い世代から受け「みどり橋」建設プロジェクトを進めさせてもらうことになりました。自然災害に強い安全な「みどり橋」を架けられることでより、ボードウォークを楽しんでいただけると思っております。このプロジェクトを通じてボードウォークを知り、苗場や湯沢町に少しでも興味を持っていただきご賛同いただければ幸いです。
日高正博(フジロック主催/株式会社スマッシュ代表/フジロックの森プロジェクト推進協議会副会長)
<フジロックの象徴ボードウォーク、そしてフジロックの次世代へつなぐ橋>
苗場でフジロックを開催しようとしたとき、地元の方にはたくさんの無茶を聞いてもらった。ステージだけバンっと作っちゃえばそれで済むのかもしれないけどそれ以外の要素が重要だった。歩いてたらニコっとしてしまうような風景だったりっていうものは、音楽と同じように大事だと思う。だから森の中にボードウォークを通して、フジロックの森が生まれて発達していったわけだし、そういう環境作りが一番大事だと思っている。苗場の若い世代からこの話を聞いた時にフジロックで世話になっている身としては、応援しないわけには行かないよな。このプロジェクトを見てもらったフジロックを知らない皆さんにも是非ともご協力いただき、ボードウォークの魅力を知ってもらい、苗場や湯沢町に愛着を持ってもらえたらと思っています。
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