小さい頃から日本に行ってみたかった!
-この夏は多くのフェスへの出演が決定していますが、特に楽しみにしているフェスは?
全員: サマーソニック!サマーソニックに決まってる!
-本当に?
ベラ: もちろん!
アリス: ずっと日本に行くことを夢みてたもの!
ラケル: わたしは小さい頃から日本に行ってみたかった!
ベラ: どこに行ってみたいか?っていう話になるとわたしも絶対に日本って言う。
ラケル: ライブができるのも本当に楽しみ。日本でプレイしたことがある友達は口を揃えてそのすべての瞬間が素晴らしかったというし、観客やそのバイヴスがとにかく大好きだって。
アリス: だから、ついに日本でライブができるってことに本当にワクワクしてる。
-サマーソニックは日本を代表する大規模な都市型フェスですが、出演にあたっての意気込みや特別なプランは?
ラケル: とにかく日本に行くってこと自体がもう私たちにとって本当にスペシャルなことだから!
ベラ: 私たちみんな初めて行く場所だから、特別な経験になるはず。
アリス: なにせ全員気合がハンパじゃない!
-日本や日本人のイメージってどんなものですか?
アリス: まったく想像がつかないってのが正直なところかも。西洋圏の文化にしか馴染みのない私にとっては未知の場所だし、本当の意味で海の外って感じがする。でもそれを実際に見て、感じて、理解したいと思うし、日本のオーディエンスの前でプレイできるっていうのも本当に誇らしいことに感じる。
ラケル: 本当にイメージなんだけど、私はアイスランドと日本には似たところがあるんじゃないかと思ってる。両方とも火山のある島国で、漁業もすごく盛んだし。
アリス: たしかにそうかも。興味深い視点。
ラケル: それにロンドンには、日本人が多く集まっている地域があって、すごく大きいミュージックやアートのシーンもある。いい友達もできたし、これまで会った音楽をやっている日本人はみんなすごくクールなの。
-日本に来たらしてみたいことは?
ベラ: もちろん食べ物はすごく楽しみ!だけど、なによりも人に会うことかな!いろんな人に会って会話がしたい。
ラケル: それから音楽も!
ベラ: そうだよね!日本のバンドに会ってみたいな。
ラケル: サマーソニックで日本のバンドをたくさん見て、現地のミュージック・シーンがどんな感じなのか知りたい!
アリス: 活気のあるライブハウスにも行ってみたいな。
-バンドとしての出演ではなく、自分たちで遊びにいったりしたことのあるフェスはありますか?
ベラ: わたしとアリスはグラストンベリーの開催地のそばで育ったから、よく遊びに行ってた。
アリス: 昔はよく行ってたよね。私たちが初めて3人で一緒に行った北欧のフェスは何ていう名前だったっけ?
ラケル: ロスキレ!デンマークの。私は10代の時にも何回か行ったことがあって。でも今は、遊びで行くことはもうないよね。
ベラ: あはは!もうどのみちフェスには行きまくるからね!
アリス: この夏は25のフェスに出演する予定があるし。
ラケル: ついこの前友達に、一緒にプリマヴェーラ行かない?って誘われて、一瞬「え、行きたい!」って口から出そうになったんだけど「いやいや、自分は今年ほかに25も楽しむべきフェスがあるんだ…」って思いとどまったの。
-みんなファッションにもこだわりがありますよね!フェス用の特別なコーデはありますか?
アリス: 私たちはライブをエクストリーム・スポーツと捉えてるから、それを表現できるように、パワーの出るユニフォームみたいな基準で選んでると思う。特にステージでの衣装は特に動きやすくて、楽しい気分になれる服!そこにそれぞれの個性を出すのが重要だと思う。バンドの雰囲気も服装で表される部分もあるし。
ベラ: 私たちは色をテーマにしていることも多いよね。主張の強い色、同じ柄を合わせてポイントにしたり。でも特に色が物語る気がする。
アリス: 色にはストーリーがあるよね。フェスではとくにオーディエンスも開放的でカラフルだし。
ラケル: わたしはスーツを着てみたいって思うんだけど、ダンスをするにはやっぱり不向きなのかな。激しく踊ってる時に、破れちゃいそう!とか気にしたくないし。でもセイント・ヴィンセントみたいな感じだったらいけそうだよね。うーん、だからやっぱりスーツかな!?
アリス: パワースーツね!
ラケル: 確かに、普通のスーツじゃつまんない!ド派手なパワースーツでキメたい!
-最後に、日本のフェス&音楽好きとあなた方のファンへメッセージをどうぞ!
Interviewer: bacteria_kun
Photo: Hollie Fernando
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