フェスに特化したポッドキャスト番組『Festival Junkie Podcast』(MC:津田昌太朗)の5月30日配信回では、ゲストにラジオDJの竹内琢也氏がリモート出演した。フジロックをはじめとした、様々なフェスでアーティストインタビューをたくさん行っている竹内氏を招いて、今年の「フジロック」について、前後編にわたり二人でクロストークを実施。
前編ではラジオDJならではのフジロック過ごし方からアーティストインタンビューの裏側まで。後編では、今年の出演日別にラインナップについて話します。(本記事では前編の冒頭部分のみを抜粋して書き起こし)
フジロックのことだけを語ろう
毎年大阪で開催される「フジロックデイズ」というフジロックのプレイベントでもよくトークで共演するという二人が、メディアなどでもなかなか取り上げ辛い状況が続いているからこそ、あえて今、フジロックのことだけをたっぷりと語り合った。
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津田:本来ならフジロックデイズ(竹内さんが毎年大阪でMCを務めるイベント)って今くらいですよね?
竹内:時期は正式には決まっていないんですけど、だいたい今くらいですね。
津田:今こんな状況だけど、そのことを思い出すわけですよ、時期的に。それで竹内琢也がちらついてくる。
竹内:フジロックデイズもうそろそろだな〜みたいな?
津田:でも今はなかなかそういうイベントもできないだろうし、どうなる分からない。でもフジロックのことを話すのはいいじゃないかと。
竹内:それはそう!それはすごい共感します。
津田:メディアとしてもどう情報発信していけばいいかってのもあるんだけど、ここで喋るのはいいじゃないかと。
竹内:僕も喋りたい!FM802辞めて、フジロックのことを話す場もなくなったので。
津田:だからフジロック欲がたまりにたまってる…ということで今宵は竹内琢也さんをお招きしました。
竹内:話しましょう![続]
フジロック2020のラインナップについて語る
竹内:どうですか?今年のラインナップは?
津田:今年のラインナップはバランスが良いなと。復活のストロークスもいて、去年何度かフェスで観たけど、徐々によくなってきて、新作をリリースしてこのタイミング。さらに去年のコーチェラのヘッドライナーを務めたテーム・インパラがいる。
竹内:僕も今年はなんと言ってもテーム・インパラだと思います。
津田:ストロークスとテーム・インパラが並んでいることで、やっぱりフジロックはロックだぞという意思があるなと。
竹内:そうですよね。僕はフジロックはロックフェスというのもあるけれど、日本一のフェスだとは思っているのでポップミュージックもどんどん取り入れてほしいとは個人的にはあります。ただフジロッカーの好みとか、フジロックが納得するアーティストって、なかなか難しい。今大御所じゃないバンドでこれくらいの規模のフェスのヘッドライナーを務められる若手バンドってほぼほぼいなくて、The 1975とテーム・インパラくらいしかいないんじゃないかと。そういうこともあって、流石というか、素晴らしいと思いましたね。[続]
【番組情報】
番組名:『Festival Junkie Podcast』
配信日時:毎週金曜深夜配信
Spotifyページ
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