『THE WORLD FESTIVAL GUIDE』リリースパーティーで語られたおすすめ海外フェス＆フェス旅の魅力とは？

4月25日（木）に東京・渋谷にて『THE WORLD FESTIVAL GUIDE』のリリースパーティーが開催された。100人を越すフェスファンが来場し、著者の津田昌太朗とフェス主催者によるトークショー、さらにSOIL & “PIMP” SESSIONSの社長によるDJが会場を彩った。

トークイベントでは、「夏びらき MUSIC FESTIVAL」主催の高橋マシがMCを務め、『THE WORLD FESTIVAL GUIDE』著者の津田昌太朗、これまで海外フェスにも多く出演してきたSOIL & “PIMP” SESSIONSの社長が、おすすめの海外フェスについて語った。

SOIL & “PIMP” SESSIONSの社長がこれまで参加した中で、もっとも印象的だったと語ったのは、ドイツで開催される「Fusion Festival」というインディペンドなフェス。事前にラインナップが発表されない玄人向けのフェスとして紹介された。

Fusion Festival

ドイツ北東部にあるレルツの元飛行場で開催される大規模な野外フェス。ヨーロッパのバーニングマンとも評され、誰が出演するのかは明らかにされず、売られている食事はヴィーガンのみ。そしてフェス自体がノンコマーシャル。2015年に日本からSOIL & “PIMP” SESSIONSも出演しており、その後メンバーからも参加を強くすすめられた、超個性的なフェス。（©THE WORLD FESTIVAL GUIDE）

また、はじめて参加する海外フェスとして、著者がピックアップしたのは、先月開催された「コーチェラ」。フェスの魅力はもちろん、ロサンゼルスやパームスプリング音楽スポットとあわせて、旅を楽しみながら参加するスタイルがオススメとのこと。書籍内で紹介されているカリフォルニアの観光スポットの一部をピックアップ。

カリフォルニアの観光スポット

LAのいたるところにミュージック・ラバーの聖地が！

ダウンタウンにあるグラミー・ミュージアムは、グラミー賞にまつわる300以上の展示物が楽しめるので、ロサンゼルスを訪れた際には必ず立ち寄っておきたい。またハリウッドのサンセット通り沿いにある「AmoebaMusic」も、音楽好きなら、必ず訪れておきたいレコードショップのひとつ。その通りをそのまま西に車で10分程度走らせたところにある「Whiskey Go Go」、「Roxy Theatre」は地元民にも愛されている老舗ライブハウス。さらにその近くのバー&レストラン「Rainbow」は、多くのミュージシャンが訪れることで有名。常連だったMotörheadのLemmy（2015年没）の像が建てられており、ファンの撮影スポットにもなっている。（©THE WORLD FESTIVAL GUIDE）

コーチェラ会場近くの人気のアートスポット

コーチェラ会場から車で1.5時間程度の場所にあるサルベーションマウンテンは、アーティストのLeonard Knightが30年かけて制作したアート作品。「GOD IS LOVE」をテーマに、カラフルに彩られた丘が、砂漠の中に突然出現！コーチェラ期間中には午前中を中心に多くの人々が訪れる。（©THE WORLD FESTIVAL GUIDE）

サンディエゴにも人気フェスが多数！

全米で最も気候が良いといわれるサンディエゴは、西は太平洋、南はメキシコに隣接した海沿いの都市。ロサンゼルスからは車で２時間程度の距離なので、日帰りでの観光も可能。春と秋には新鋭のEDMフェス、クロスド・フェスティバル、9月にはビーチ沿いで都市型フェス、カブー・デルマーが開催される。（©THE WORLD FESTIVAL GUIDE）

その他の観光スポット情報は書籍でチェック！

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『THE WORLD FESTIVAL GUIDE』ではフェス情報だけでなく、フェスとあわせて立ち寄りたい音楽的観光スポットも多く紹介しているので、詳細は書籍をチェックしてほしい。

また5月23日（木）には東京・代官山蔦屋にて本書籍の著者・津田昌太朗と編集者・伊澤慶一とによるトークショーが開催される。数年かけて企画・制作した海外フェスガイドブックの制作秘話や実際に参加した世界の音楽フェスのエピソードが語られる。