5月14日(土)・15日(日)に埼玉県・秩父ミューズパークにて「LOVE SUPREME JAZZ FESTIVAL 2022」(通称、ラブシュプ)が開催された。本フェスは、イギリス発の人気フェスで日本初上陸が話題となっていたが、新型コロナウイルスの影響で2度にわたり開催が延期。Festival Lifeでも昨年から出演アーティストやアンバサダー・堀田茜さんにインタビューを実施するなど、その動向を追い続けてきた。
念願の初開催となったラブシュプは、2日間で30組以上のアーティストが出演し、国内勢のDREAMS COME TRUE、SOIL&”PIMP”SESSIONSをはじめ、海外からもセルジオ・メンデス、ロバート・グラスパーが登場。2日間で1万人が来場し、コロナ禍におけるフェスとして、新たな希望となったことは間違いないだろう。今回はそんな初開催のラブシュプの会場の様子を、アンバサダー・堀田茜さんのインタビューも交えながら写真で振り返っていく。
ラブシュプ会場をフォトレポート
会場となった秩父ミューズパークは、都内から電車とバスで1時間半ほどのアクセスで野外ステージのある自然豊かな公園施設。最寄りとなる秩父駅では臨時の急行列車が増発され、駅の施設も時間を延長して営業するなど、街をあげてフェスをサポートしていた。公園ということもあり、春の新緑に囲まれた環境に加え、会場の様々な場所で緑溢れるオブジェが設置されているのも、このフェスの特徴だろう。
ステージ&フードエリアも充実!
ステージは3つあり、メイン会場となるシアターステージは全天候対応型の屋根付きのステージ。セカンドステージとなるグリーンステージはオープンエアの気持ちいい環境でライブを楽しむことができる。さらにメインステージ入口の前に設けられたDJテントにも著名DJが続々と登場。また、会場を回っていて印象的だったことのひとつは、2021年用に制作したオフィシャルグッズに「2022」と再度プリントを入れて、エコフレンドリーにアップサイクルされていたこと。飲食出店のスタッフにも昨年のオフィシャルTシャツが配られるなど、コロナ禍のフェスらしい工夫で、会場全体に一体感があった。