「OTODAMA’22 〜音泉魂〜」の魅力を徹底解説!【Monthly BAN Choice】

ban choice otodama

今年の1月から「フェスで観たい!聴きたい!踊りたい!」アーティストをご紹介してきたMonthly BAN Choiceですが、いよいよ2022年のフェスシーズンも到来ということで、これから夏にかけて、Festival Life関西支部の私、板東さえかが、毎月関西のフェスを”チョイス”して、その魅力&出演アーティストを紹介します。

今回は、5月に開催される「OTODAMA’22 〜音泉魂〜」をチョイス!「OTODAMA」を主催するイベンター・清水音泉の〝男湯〟田口さん(〝男湯〟というのは清水音泉の役職名!)にお話を伺ってきました。

OTODAMA〜音泉魂〜とは?

大阪のイベンター・清水音泉が主催する〝大人の学園祭〟。2005年から毎年夏に行われていましたが、今年ははじめての春開催となり、5月5日(木・祝)・7日(土)・8日(日)の3日間にわたり行われます。会場は大阪・泉大津フェニックス。大阪の方には馴染みのある会場ですが、改めて説明しておくと、泉大津駅からシャトルバス乗り場まで徒歩10分、そこからバスで約10分の場所にあります。

ちなみに清水音泉〝男湯〟田口さん曰く、「主催サイドは自分たちからは〝フェス〟とは言わない。が、フェスって言ってもらえると嬉しい」とのことです(笑)

今年のテーマは?

今年の「OTODAMA」は2年半ぶりの開催!今年のテーマは、初心にかえり、【BACK TO THE OFURO】!

主催〝清水音泉〟の〝お風呂〟をモチーフにしつつ、毎年なにかしらのテーマが設けられているのですが、このはじまりは遡ること2011年。

「2010年のOTODAMAの打ち上げで、フラワーカンパニーズの(Dr.)ミスター小西さんが〝ジャンピング乾杯〟で足の骨を折り、ツアーができない状況に…そこで打ち上げの場に居た全関係者の協力のもと、ウルフルズ(Dr.)サンコンJr.さんとThe Birthday(Dr.)クハラカズユキさんがツアーサポートをすることになり、その翌年に【安全第一】と、テーマが生まれました。でもその2011年は台風で中止に…」

と、まさかのストーリー。オチまでついてました。もっと知りたいあなたはぜひ清水音泉のオフィシャルサイト、ヒストリーのページでご確認を!

ちなみに今年のテーマについては、「今年は2年半ぶり&初の春開催→初心に帰る意で「BACK TO THE OFURO」=映画にしようと思ったけど、怒られそうなので、映画モチーフは止めました」とのこと。

真面目にふざけるOTODAMA

これぞ〝大人の学園祭〟!と言わんばかりに真面目にふざける大人たちの遊び心は随所に散りばめられています。

例えば、ステージの呼び名は「大浴場ステージ」「露天風呂ステージ」といったように、「OTODAMA用語」が多数存在。

さらに出演順は「入浴順」(「壱番風呂」「弐番風呂」…と続く)、チケットは「入浴券」、オープニングアクトは「風呂ントアクト」または「湯沸かしアクト」、クロージングは「風呂掃除」(今年は「Closer」)、グッズは「土産品」などなど。

OTODAMA用語をステージ上で巧みに扱うアーティストもいるので、このノリに演者もお客さんもみんなで浸かっていくのがOTODAMAです。

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今年のラインナップは?

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