2017年1月にデビューシングル「Something For Your M.I.N.D.」を発表後、各方面から反響を呼び、今年2月には来日公演が実現、3月にはデビューアルバムをリリースしたSuperorganism(スーパーオーガニズム)。初めての日本公演の興奮冷めやらない彼らに、ライブの感想から、初出演が決まった「フジロック」への意気込み、さらにはフェスで共演したいアーティストまで、メンバーのOrono、Emily、Harryの3人にインタビューを実施。
ライブ演出のきっかけはサマソニで描いた絵!?
-ソールドアウトにもなった渋谷WWWでのライブはいかがでしたか?
Orono: ヤッバかった!
Emily: すごく楽しかったよ!
Harry: だね!東京でのライブはホームでやっている感じがするんだ。Oronoに出会ったのも東京だし、ぼくらにとっては第二の故郷って感じでとても身近に感じられるんだよ。
-オーディエンスもかなり盛り上がってました。
Harry: 昨晩もアツいオーディエンスに恵まれたから最高だったよ!
-ライブ登場時にメンバーがレインコートを着ていましたが、どういう意図があったのでしょうか?
Emily: レインコートのアイデアはOronoが何年か前に描いた絵から来ているんだ。
Harry: あれ確か日本のフェスティバルで描いたんだよね?フジロックで?
Orono: ううん、サマーソニック!
Emily: へ〜、そうだったんだ!とにかく、それが黄色のレインコートを着た男が歩いている絵なんだけれど、暗い背景に明るい黄色がよく映えててさ。その絵に、バンドのヴィジュアル・アーティストのRobertがインスパイアされたんだ。彼はメンバーのBがPavementの「Carrot Rope」のミュージック・ビデオが好きなことを知っていたから、「レインコートを着るべきだ!」って言って。それで「Nobody Cares」のビデオが作られることになったんだ。
Harry: Bが森の中を黄色のレインコートを着て歩いてる映像なんだけど、トリッピーでおもしろい作品に仕上がってる。それを観た俺らが、みんな家にレインコート持ってるんだし、ステージで着ちゃおうぜってノリで。それきっとイケてるよって。
Emily:Oronoの絵をきっかけに、レインコートがいろんなことに繋がっていった感じだね。