コロナ禍を経て徐々に客足も戻り、規制なしでの完全復活を果たしたフェスも多かった2023年。Festival Lifeでは、各SNSで2023年のフェスに関するアンケートを実施しました。アンケート結果と編集部スタッフコメントをあわせ、話題に上がった14フェスをピックアップして、2023年のフェスシーンを振り返ります。
1.PUNKSPRING(3月)
「PUNKSPRING」(通称、パンスプ)は、10周年を迎えた2017年に一旦終了していたが、2023年に復活。声出しが解禁されるなど、5年ぶりのパンスプは今シーズンのフェス開幕を告げただけでなく、コロナ禍以降の新たな時代の転換点になる貴重なフェスとなった。
【VOICE】
「パンスプ復活に加えてマイケミ復活で歓喜!」
「外国人の参加者も多く、コロナ禍の終わりを感じたフェスでした」
日本のフェスシーン完全復活へ!PUNKSPRING現地レポ&現場で感じたコロナ時代の終焉【#FJPodcast 4月8日配信】
2.ARABAKI ROCK FEST.(4月)
一昨年の2022年は3ステージで開催された「ARABAKI ROCK FEST.」だったが、2023年は東北6県を象徴する6つのステージでの開催に。MICHINOKU PEACE SESSIONは奥田民生アラバキ★ライダー、他にもSISHAMOの10周年企画などが行われた。
【VOICE】
「久々の制限なしのフェスを楽しめました」
「エルレのThe Birthdayカバーに震えた。」
3.LOVE SUPREME JAZZ FESTIVAL(5月)
新型コロナウイルスの影響で2度にわたり開催が延期となり、2022年に初開催したイギリス発の大型ジャズフェス。2回目の開催を迎えた2023年は、ロバート・グラスパー、カマシ・ワシントン、テラス・マーティンによる超豪華なコラボレーションプロジェクト、ディナー・パーティーやジョージ・クリントンらが出演。ジョージ・クリントンのステージにENDRECHERIがサプライズ出演し、話題となった。
【VOICE】
「息子と娘のフェスデビュー!快適なフェスでした」
「ジョージ・クリントンのステージにまさかのENDRECHERI(堂本剛)登場!」
SKY-HI ×ソイル社長に聞くラブシュプの魅力、今年のコラボの展望は?!【LOVE SUPREME JAZZ FESTIVAL 2023 特集】
4.POP YOURS(5月)
2023年のヘッドライナーは、DAY1がBAD HOP、DAY2をAwichが務め、両日ともにチケットはソールドアウト。BAD HOPがステージ上で突如解散を発表し、観客を驚かせた。
【VOICE】
「BAD HOP解散は衝撃的でした。。」
「幕張の大きなステージと、迫力のある映像、照明も最高!特に良かったのはralph!」
5.CORONA SUNSETS FESTIVAL(7月)
2019年以降は休止していたため、実に4年ぶりの開催となった2023年は、1日目にDURAND JONES、2日目にNulbarichをヘッドライナーとして迎え、平井大やMoonchild、yonawoに離婚伝説など、国内外から注目度の高いアーティストが集った。
【読者の声】
「どのフェスよりも映えてる!沖縄の綺麗な海と装飾がTHEビーチフェスで最高」
「久々の復活!沖縄旅行とあわせてフェスも楽しめた。」
最高のロケーションで行われたサスティナブルな音楽フェス「CORONA SUNSETS FESTIVAL 2023」レポート&来場者スナップ
6.FUJI ROCK FESTIVAL(7月)
2023年に26回目を迎えたフジロックは、27日(木)の前夜祭から延べ4日間、114,000人が来場。フジロックの深夜を盛り上げるエリアやステージも復活し、200を超えるアーティストのライブが行われた。
【読者の声】
「コロナを経て以前のフジに戻った気がした、2015年ぶりのFoo Fightersが良すぎた」
「フジロック1日目に娘1号発熱…。前夜祭で苗場音頭踊って、今年は終了しました。。」
7.ROCK IN JAPAN FESTIVA(8月)
2023年は、back number、Ado、RADWIMPS、あいみょん、YOASOBIらをヘッドライナーに迎え、100組以上の豪華国内アーティストが出演し26万5,000人を動員。25周年を迎える2024年は、8月に蘇我、9月にひたちなかで2回にわたり開催されることがアナウンスされた。
【読者の声】
「土砂降りだった最終日。雨の中でもYOASOBIの盛り上がりは凄かった!」
「夜だからこそできるRADWIMPSと会場全体で作り上げる光の海が最高でした」