アウトドアブランド「コロンビア」の最新の防水透湿テクノロジー「OUTDRY EXTREME(アウトドライエクストリーム)」の魅力やそれぞれの「雨」を語るキャンペーンサイト『100人のOUTDRY 100人のレイニーライフ』内のフェス関係者座談会の一部を抜粋してお届けします。
年間20ものフェスに参加する編集者・ライターで「フェスおじさん」とも呼ばれる菊地崇氏が、全国のさまざまなフェスをつくる3人にインタビュー。大型テント「フレアーテント」を製作する井田雅士氏、流木を用いてアート作りや空間演出を行うKSK(ケースケ)氏、フルハンドメイドの「ハンモック2000」を手掛けるMasa氏、それぞれが語るフェスでの雨エピソード、 それぞれ普段から着用しているOUTDRY EXTREME(アウトドライエクストリーム)ウェアの魅力とは?
雨のフェスとアウトドアウェア。
菊地崇氏(以下、菊地): 野外フェスでは雨が降ってくることも多いです。レインジャケットは雨の予報がなくともいつもバックパックに入れています。みなさんはフェスでのウェアにこだわりってありますか?
Masa氏/ハンモック2000代表 (以下、Masa): フェスの本番では、白いシャツを着るルールを決めているんですね。自分たちはハンモックを通して、お客さんと直に接します。だからハンモックを管理している人間だって認識してもらうために、あえてアウトドア的ではない白いシャツにしているんです。雨や冷えてきた時には、このOUTDRY EXTREME(アウトドライエクストリーム)のジャケットを羽織っています。
KSK氏/空間演出家(以下、KSK): フェスではこのジャケットを持つか着るかして行動しています。作業があるからストレッチ性のあるものが好きですね。テントなどの自分たちのベースの場所ってデコレーションを作った場所から遠いことがほとんどなんです。何かあったらすぐに現場に行かなきゃならないから、いつも必要最低限の道具をポケットに入れています。
菊地: 僕も3年くらい前からこのOUTDRY EXTREMEのジャケットを着ているんだけど、撥水させて雨の浸入を防ぐことをコンセプトにしているから、雨が降り続いたとしても軽いままで内側はドライ。フェスにはうってつけのアイテムだと思う。
井田/フレアーテント(以下、井田): OUTDRY EXTREMEの軽量のタイプは、「これで本当に防水なんですか?」って驚いてしまうほどですね。動いていてスムーズだし。こんな素材を使ってテントを作ってみたいです。濡れても重さが変わらないって、撤収の時は最高じゃないですか(笑)。
いろんなことが起こるのが、野外フェス。
菊地: 去年のフジロックのような土砂降りは勘弁して欲しいけど、フェスでの雨ってそれほど嫌いじゃなかったりする。
井田: 去年のフジロックでは、自分が作った大型のテントに多くの人が避難していました。あの光景を見て、自分のテントがみなさんのことを守っていることが実感できて、うれしくなりましたね。雨があるからこそ日本は自然が多様だし、その野外で行われるからこそ、いろんなことを教えてくれるし。
Masa: 悪天候になることも、ある部分では楽しみのひとつでもあるんですよね。ドキドキ感があって。どう自分たちの力で乗り切るかが試されている。
KSK: 同じ思いです。デコレーションにとっては雨や風は大敵ですけど、どう自然と共生していくのかを問われている時間でもありますよね。フェスで時間を過ごすっていうことは、そこを楽しめるかどうかだと思います。
Masa: 自分のテントサイトでタープを張るのが遅くなっちゃって、いろんなものを濡らしちゃったっていうことも多いけど(笑)。
菊地: 後になって記憶に残っているのは、フェスでは雨のシーンだったりするから。晴れている方が気持ちいいし好きだけど、いろんなことが起こるのが野外フェスであって、それも前向きに対応していかないとね。
[maxbutton id=”1″ url=”https://www.columbiasports.co.jp/special/100outdry/meeting/mt_04.html” text=”インタビュー全編はこちら” ]
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プロフィール
井田 雅士(フレアーテント代表)
フェスのデコレーションチームに参加している際にジオデシックドームに出会い、球体に近いことから風にも強いそのドームの魅力にひかれ、2004年よりオリジナルテント製作を開始。2012年からフェスではステージで使用されるようになり、現在ではフジロック、ニューアコースティックキャンプ、頂など、数多くのフェスでフレアーテントが使用されている。もっとも大きなものは直径16メートルの十角形のもの。MOUNTAIN MOUNTAINというハンドメイドのブランドを共同で立ち上げ、一般向けに受注生産でもテントやタープを制作。人力で立てやすく 全天候型に対応できるテント作りに取り組んでいる。Instagram
Masa(ハンモック2000代表)
天然素材である綿糸の染色、そして編み込みや織りに至る過程まで一貫してこだわって製作されるフルハンドメイドオリジナルハンモックブランドを、2000年にFlymanとふたりで設立。大量生産品(マシンメイド)では決して出せない風合いや洋服と同様に肌に身につけるものとしての乗り心地を追及している。ハンモックをコミュニケーションツールとして、その心地よさを伝えるべくフジロック、ニューアコースティックキャンプ、サマーソニックなど数多くのフェスでハンモックエリアを制作。世田谷にハンモック専門店SHOW ROOM 世田谷、吉祥寺にHammock cafe mahika manoを展開中。Hammock2000
KSK(空間演出家)
1998年から庭師として、寺院・神社の手入れ、造園などを手掛ける親方の下で修行。10年後にTree Gladness & Co.を立ち上げ独立。現在も庭師として活動している。2011年から、様々な音楽イベントの装飾・空間演出に参加。一本一本表情や個性が違う流木の魅力を知り、流木アート、流木装飾などをはじめる。2012年から、Hidari-kiki Creationのメンバーと共に音楽イベントなどで流木を担当。 個人でもKSKとしてフジロック、ニューアコースティックキャンプ、サマーソニック、アラバキといったフェス、ブランドの展示会、飲食店、水族館、ウェディングパーティー、ミュージックビデオなどで流木を使って空間を演出している。Tree Gladness & Co.
菊地 崇(編集者・ライター)
『Switch』『balance』『Lj』『88』といった時代の先駆的なカルチャー・マガジンでエディティング&ライティングを担い、60年代のアメリカで起こったカウンター・カルチャーのビジョンを繋ごうとしている編集者・ライター。フェス、オーガニック、エコロジーなどカウンター・カルチャーで掲げられたテーマを、紙媒体をメインに、インターネット、テレビ、ラジオといったメディアを駆使して多角的に発信を続けている。現在は発行・編集人として『DEAL』をフリーペーパーとWEBで展開。著書にPHISHを追いかけた『「自由」って何だ?』。年間に内外20近くのフェスに参加。「フェスおじさん」とニックネームも定着している。DEAL
製品情報
高い防水透湿性で、永続的に撥水を維持できるアウトドライエクストリームを使用したレインジャケット。アウトドライエクストリームは、防水メンブレン(防水膜)が外側にあることにより、撥水性が続き水含みがないため、表が常にドライな状態に保たれ、ウェアが重くならず生地濡れによる冷えもウェア内へ伝わらない。長い雨が続くフェスにも最適な素材を使ったジャケット。
写真左:アウトドライエクストリームレインジャケット
価格: ¥22,000+税
サイズ: S、M、L、XL
カラー: 4色展開:010(Black Heather)、030(Charcoal Heather)、464(Collegiate Navy Heather)、835(Carnelian Red Heather)
写真右:アウトドライエクストリーム ライトウェイトジャケット
価格: ¥25,000+税
サイズ: S、M、L、XL
カラー: 2色展開:733(MLB Gold,Collegiate Navy,Black)、010(Black)
防水透湿ジャケットの概念を変えるコロンビアOUTDRY EXTREME『100人のOUTDRY(アウトドライ) 100人のレイニーライフ』サイトがオープン