フェスに特化したポッドキャスト番組『Festival Junkie Podcast』(MC:津田昌太朗)の5月3日配信回では、#SaveTheFestivalと題して、フェス関係者が登場するシリーズの第2弾として、ゲストに数多くのイベントやフェスを仕掛けるアフロマンスがリモート出演した。
現在携わっているオンラインフェス「BLOCK.FESTIVAL」が目指す未来、そしてアフターコロナのフェス&イベントシーンを語ってくれた。
オンラインからリアルなフェスへ
外出自粛が続く状況の中で、「気持ちまで自粛する必要はない」という想いで、「#楽しいが必要だ」というメッセージを発信したアフロマンス氏。花見をテーマにしたイベントが中止になったことを受け、桜をデリバリーする企画を実施するなど、ポジティブになれるイベントや企画を次々と展開していたときに、オンラインフェスの構想が浮かび、☆Taku Takahashiさんと一緒に「BLOCK.FESTIVAL」をスタートさせることになる。
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アフロマンス:m-floの☆Taku TakahashiがTwitterで「オンラインフェスやりたい」みたいなことをつぶやいていて、それに反応したら直接LINEがきて。
津田:もともとイベントなど一緒にやってますもんね。
アフロマンス:自分がフェスやったときに出演者として出てもらうということが多かったのだけど、今回はお互いが一スタッフとして。
津田:そこから結構なスピード感でVol.0が実施という。
アフロマンス:Vol.0の2週間前くらいから動いて、1週間で告知まで持っていってみたいな。
津田:そんな中、総視聴者が47万人だったわけですが、今後どうなっていくのか。Vol.0から改善されたり、変わっていったり。
アフロマンス:まずフェスとか音楽イベントがあまりできない中で、この状況が中長期化していくときに、打ち上げ花火でなくて、継続的なプロジェクトにできるかと。
津田:色んなオンラインイベントが立ち上がっていて、お客さん側も疲れてくるかもしれない。そういった中で「BLOCK.FESTIVAL」はストーリーを大事に作っていっているなと。
アフロマンス:いい感じだと思うのは、Takuさん以外にもLINE社の方とか、制作の方とか、みんなで意見をフラットに出して、できてるコンセプトだから。ただのチャリティーにしたくないなと。誰かが困っているから助けようというのではなくて、みんなが今困ってるわけで。
津田:サポートする側も苦しいという状況ですもんね。
アフロマンス:お客さんが楽しいからこのイベントにお金を払うというものにしたくて。困ってるから寄付しますというのではなくて、ちゃんとアーティストや関係者のギャラになるようなものを誰かが作っていかないと。[続]
【番組情報】
番組名:『Festival Junkie Podcast』
配信日時:毎週金曜深夜配信
Spotifyページ
「BLOCK.FESTIVAL Vol.1」第1弾発表で、m-flo、向井太一ら14組出演決定、中止となった「森、道、市場」常連アーティストも参加も
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