2021年10月2日(土)に開催されるくるり主催の音楽フェス「京都音楽博覧会2021 オンライン」の会場がくるりの母校である立命館大学に決定した。
1996年に立命館大学の音楽サークル“ロックコミューン”で結成されたくるり。結成20年の2016年には“ロックコミューン”の部室から一夜限りのライブを配信するなど、卒業後も関わりの深い同校ですが、今回の京都音博は、立命館大学の衣笠キャンパス内にある「以学館」と「学生会館」で演奏の収録が行われました。
「以学館」のステージでは、最新アルバム『天才の愛』から全曲を披露します。今年4月に発売された本作は、緻密に絡み合った各楽器のコントラストが印象的な作品でした。その緻密さと複雑な構成ゆえ、多くの楽曲がライブでは実演できていませんでしたが、この度、京都音博のために新たにアレンジが施され、総勢15名、最大編成で14名が参加する形で、ついに演奏が実現しました。初披露となる楽曲を含め、自由自在に編成を変えながら、『天才の愛』に収録されている11曲全てに音が宿ります。
そして、くるりが所属していた“ロックコミューン”の部室も入っている「学生会館」では、『天才の愛』の構成とは打って変わり、岸田繁、佐藤征史、そして昨今のライブではお馴染みの野崎泰弘(Key)、松本大樹(Gt)、石若駿(Dr)の最大5人の編成で演奏を収録。「学生会館」は、立命館大学在学中にもステージに立ったことがある思い入れ深い舞台で、在学時に制作された楽曲も含め新旧問わず繰り出される楽曲たちからは、過去と今を繋ぐくるりの軌跡を感じることができます。ロックバンドとしてのくるりを存分に味わうことができるステージを堪能してください。
今年は「以学館」と「学生会館」という二つの舞台から、くるりによる、全く異なる2つのステージをお届けします。
チケットは現在販売中。チケットとグッズがリターン品となったクラウドファンディングも実施されている。
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