“日本最南端のロックフェス”として、沖縄のみならず、全国からファンが集まる人気フェス「MIYAKO ISLAND ROCK FESTIVAL」(以下、宮ロック)。
これまでFestival Life では、宮ロックの主催者インタビューや現地レポートをお届けしてきたが、今回は実際に参加する/参加を検討している人向けに、チケット情報〜現地でのお役立ち情報まで、今年宮ロックを取材したスタッフの意見も踏まえて、実際に参加する際の注意点をまとめてみました。
※2024年開催時の情報となります。最新情報は公式サイトをご確認ください。
MIYAKO ISLAND ROCK FESTIVALとは…
「離島の子供たちに本物の音楽を聴かせることで、大きな夢を与えたい」という思いで、地元の若者たちが2005 年に立ち上げたロックフェス。それに賛同したロックバンドを中心としたアーティストが県内外から揃う。(フェス旅 日本全国音楽フェスガイドより)
沖縄・宮古島で美しい海と空を堪能!「MIYAKO ISLAND ROCK FESTIVAL 2024」来場者スナップ&会場レポート
1.チケット:子連れにも優しい設定
チケットは各種プレイガイドで購入した後、現地でリストバンドに交換して入場。チケットは例年売り切れになるので早めにゲットしておきたい。
券種・価格について
春頃に先行抽選チケットが販売スタートとなり、初夏にオフィシャルツアーやキャンプサイトチケットも販売される。前売り一般券は8,000円、当日券は9,000円で、宮古島内限定販売される学生チケットは4,000円とリーズナブル。さらに小学生までの子どもは、保護者同伴で3名入場可能というファミリーフレンドリーな設定になっているのも宮ロックの特徴。(価格や時期は2024年の情報)
編集部ワンポイントアドバイス
Festival Life取材チームは、JALPAKの宮ロックオフィシャルツアーを使ってフェスに参加。航空券・宿泊先・フェスのチケットがセットで購入できるという便利さに加え、ツアー参加者は開場前の優先入場が可能。ステージ後方のシートエリアの確保やフェスグッズを先に購入したい方におすすめです。
2.アクセス:島内どこからでも◎
フェス会場となるのは、沖縄県宮古島コースタルリゾートヒララ トゥリバー地区ヘッドランド特設会場で、目印は、ヒルトン沖縄宮古島リゾート。宮古空港から車で約15分、島内の繁華街(西里大通り)からは車で10分程度に位置している海沿いのエリアでの開催となる。駐車場も用意されているので、自家用車やレンタカーで向かってもOK。シャトルバスが島内を運行している(終演後も便あり)のでそちらを利用するのがリーズナブル。
【シャトルバス】
「イオンタウン南店前」、「下地役場前」、「うえのドイツ村」などに停車する便と、「マティダ市⺠劇場前」、「サンエー前」などに停車する便が街中を走っている。終演後も21時台の便が用意されている。開催前に発表される時刻表をチェックして予定を立てよう。(掲載情報は2024年のもの)
運行時間:朝8時台〜夜21時台
料金:片道300〜500円
【車】
オフィシャルの駐車場が会場近くにあり、車での来場も可能。駐車場のチケットは当日会場販売(2,000円/台)のみ。約800台のキャパシティがあるので比較的余裕があるが、確実に駐車したい方はなるべく早く会場入りがベター。キャンプサイト利用者は専用の駐車場あり。
編集部ワンポイントアドバイス
会場から駐車場の位置も近いので車での参加は便利ですが、参加者みんなでお酒を楽しみたい方はシャトルバス、またはタクシーがおすすめ。遅くまでフェス会場で楽しみたい方は徒歩圏内のホテルに宿泊するのも◎。
3.宿泊事情:とにかく早めに予約&キャンプ泊も可
島内に宿泊施設は多いが、秋の行楽シーズンでもあるので宿泊先は早めに確保しておきたい。レンタカーがあればどのエリアからもアクセスはしやすいので、リゾートホテル〜ゲストハウスまで、自分にあった宿泊先を確保しよう。ゲストハウスなどで一緒に行く仲間を見つけて参加するという方も。
また会場から徒歩5分の場所にキャンプサイトが設置され、キャンプインも可能。フェスの入場チケットとは別にキャンプサイト券が必要となる。日本全国のフェスのキャンプサイトをサポートする「キャンプよろず相談所」によるレンタルテント(事前申込)プランなども用意されている。
編集部ワンポイントアドバイス
宮古島の海を感じながら音楽を楽しみたい方は会場隣接のキャンプサイトがおすすめ。また一番近いホテルは、ヒルトン沖縄宮古島リゾート。フェスの途中で部屋に戻って休憩できる距離なので家族連れなどに最適。サンセットビューのお部屋だとフェス会場や、伊良部大橋の全景が臨めます。
4.服装&持ち物:熱中症に注意!
万全の暑さ対策で!
フェスカレンダー的には10月中旬〜後半は秋フェスシーズンど真ん中だが、宮古島はまだまだ夏フェスシーズン。この時期でも30度を超す日も多いので、熱中症対策が必須。日除けテントなどが一部用意されているが、基本的に野外のビーチでの開催となるので、帽子やタオル、サングラスなどで直射日光から身を守ろう。半袖での参加者が多く、夜でも半袖で問題なく快適に過ごせる。(年によって天候は異なるので注意)
足元はサンダル派が多数
フェス参加時の足元はとにかく動きやすい&履き慣れた靴がおすすめだが、宮ロックはビーチでの開催となるので、サンダルでの参加者が多い。飲食エリアは海に面しており、サンダルを脱いですぐに海に入ることができる。会場内でもサンダルが販売されているので、忘れた方は購入可能。
荷物は預けられる?
会場内には有料のクロークがあるので、手ぶらでライブを楽しみたい方やグッズをたくさん購入した方、また空港から直接会場入りした方も荷物を預けることができる。会場内で持ち歩きの荷物は必要最低限にしておくとより快適です。
編集部ワンポイントアドバイス
気温や会場内の情報は2024年時点のものなので、気になることがあれば公式HPを改めてチェックしてみてください。服装に関しては事前に気温や雨情報(年によっては台風が当たることも)をチェックしつつ、過去の来場者スナップや持ち物リストを参考に!