ショーケースフェス「CUEW」が繋ぐアジアのフェスネットワークとこれから【DMZ Peace Train Music Festival】

アジアでも要注目の「DMZ Peace Train Music Festival」に、これから参加する/参加を検討している人向けに、チケット〜現地でのお役立ち情報まで、実際にフェスに参加したスタッフの意見を踏まえて、詳細情報&注意点をまとめました。

1.フェス詳細

DMZ Peace Train Music Festivalとは…
DMZ Peace Train Music Festival は、韓国の非武装地帯(DMZ)近くのユニークなロケーションで開催される国際音楽フェスティバルです。「平和」「共生」「文化交流」をテーマに、韓国国内外の多様なアーティストが集い、音楽を通じて平和への願いを発信します。フェスティバルは野外ステージ、アートワーク、ワークショップ、トークセッションなど多彩なプログラムを展開し、音楽ファンだけでなく文化や社会への関心を持つ人々にも支持されています。ALPS Inc.が主催し、毎年国際的な参加者を迎え、アジアの音楽と平和文化をつなぐ重要なプラットフォームとして注目されています。(CUEW公式サイトより)

2.ラインナップ

2026年

Thurston Moore Group
DEADLETTER
FCO.
Nourished by Time
MILDLIFE
tricot
Insooni
Peppertones
The Volunteers
Effie
Lee Seung-yeol

2025年

Japanese Breakfast
HiTech
Lambrini Girls
Minami Deutsch
Ali
The Chairs
TENDOUJI
Sarang & Peace
Gunamgwayeo Riding Stella
BABO
Kim Ddeutdol

2024年

9 and the Numbers
Kim Soochul
Snake Chicken Soup
Uhuhboo Project
Omar and the Eastern Power
Yoon Jiyoung
E SENS
KIRARA
9m88
Ali
JOHNNIVAN

編集部コメント
地元・韓国はもちろん、アジア各国、さらに欧米からもアーティストがラインナップされ、日本からの出演者も多く、2025年には、TENDOUJI、南ドイツ(Minami Deutsch)、2026年はFCO.、tricotらが出演。またに日本ではなかなか観られない韓国国内のレジェンドの出演も話題になる。

3.アクセス

日本〜ソウル

東京・大阪・名古屋・福岡・札幌など各地から直行便が出ており、東京〜ソウルは直行便で約2時間半、大阪〜ソウルは約2時間前後が目安。

空港〜ソウル市内

仁川国際空港からソウル市内へは、空港鉄道A’REX、リムジンバス、タクシーなどで移動できる。初めての韓国でも使いやすいのは空港鉄道A’REX。仁川空港からソウル駅までは、直通列車なら第1ターミナルから約40分、第2ターミナルから約50分。各駅停車の場合は、第1ターミナルから約59分、第2ターミナルから約70分が目安。

ソウル市内〜フェス会場

ソウル駅から会場までの公式シャトルバスが出ており、チケット購入時と同様「ticketflap」から購入可能。土曜往復、日曜往復、2日間往復のチケットが用意されている。価格は往復で約10,000円前後。2時間程度で到着する。

編集部コメント
航空券は時期や予約タイミングによって大きく変わるが、韓国はLCCも多いため、タイミングによっては往復2〜4万円台で見つかる。2026年参加時は、渡航2週間前に東京〜ソウル便を約3.8万円で予約できたが、参加が決まったらなるべく早く飛行機をおさえておきたい。

4.チケット

フェスのチケットは韓国国内向けと海外在住者向けで販売チャネルが分かれている。韓国国内向けは第1弾ラインナップ発表と同時に先行割引「FIRST TRAIN PASS」が販売開始(約10%オフ)。海外向けは少し遅れて2次発表のタイミングで販売開始となる(2026年は4月14日~)。

購入方法は、公式サイトのチケットページから「OVERSEAS」(外国人用)のリンクを押下し、チケットサイト「ticketflap」へ遷移。「名前」「電話番号」「メールアドレス」などを入力し、支払いはクレジットカードで決済可能。

チケットは1日券、2日通し券があり、1日券は88,000〜99,000 KRW(曜日により変動)、2日通し券は154,000 KRW(約16,000円)。フェス当日は、リストバンド交換所でチケット(QRコード)とパスポートを提示し、リストバンドを受け取ることができる。

編集部コメント
フェス本祭は土日での開催だが、金曜日に開催される前夜祭は入場無料でライブも行われるのでぜひ参加しておきたい。ゲートオープン前に地元の子どもたちによる演奏とこのフェスならではのピースな雰囲気は必見!

5.宿泊事情

フェス前後@ソウル

フェス前後の宿泊は、シャトルバスがソウル駅発着のため、ソウル駅周辺、またはソウル駅に出やすいエリアに取っておくと便利。明洞、弘大、乙支路、孔徳あたりなら空港からの移動もしやすく、フェス当日の集合場所にも向かいやすい。

フェス開催中

フェス当日は、会場周辺のホテル、民宿やキャンプなどの選択肢がある。2026年参加時は、タクシーで10分程度の民宿に、1泊約5,500円で宿泊。周辺はコンビニや飲食店もあるため困らない。

キャンプ泊の場合、レンタルテントプランもあるため、キャンプの持ち物不要で宿泊も可能。2-4人用ドームテント1個、マット+寝袋2セット、ランタン1個付属で100,000 KRW(約10,600円)という価格帯。レンタルテントプランの場合も、チケット購入時と同様「ticketflap」から購入可能。

編集部コメント
近隣にもいくつか宿はあるが、フェス日程が発表されてすぐに抑えないとすぐに埋まってしまう。タクシー圏内であれば比較的選択肢が広がる。フェス開催中は簡単にUberやタクシーを捕まえることができる。

6.服装&持ち物

寒さ&雨対策

夜は割と冷え込むので長袖があった方がベター。途中で長袖が必要になった場合は、物販などで購入するのも賢い選択。梅雨入り前ではあるが、念のため最低限の雨具の準備も忘れずに。

荷物は預けられる?

会場エントランスには有料のクロークがある。大きな荷物などがある場合やフェス会場から直接ソウルに帰る日は預けておける。ただし会場内は比較的スペースがあるので、レジャーシートエリアに荷物を置いている人も多い。

フェス公式グッズも充実

フェス公式Tシャツも複数パターン用意されており、Tシャツ以外にもスウェットや帽子、タオルなど公式グッズが豊富に揃っている。ただし、グッズは人気(特にラインナップTシャツ)ですぐに売り切れになるので早めに購入しておきたい。

編集部コメント
この時期の平均気温20度前後で体感は日本より涼しい。しかし日中は真夏並みに暑くなることもある。また朝晩は冷え込むため服装調整が必須。特に深夜のレイヴに参加する際は長袖がベター。

7.会場案内

会場はコンパクトで移動しやすい

ステージは大きく3つに分かれており、メインとなるLAND STAGE(マップ左)は公園内の芝生エリア、反対側にPEACE STAGEが配置される。その間には無料のDJエリアやキッズエリアなどがある。さらにこのエリアにはコンビニやレストランもあり、フェス開催中も使用することができる。

充実の飲食

会場中央には、数多くの飲食店が出店(1食1000円程度)している。さらに会場から徒歩数分のエリアに韓国焼肉店をはじめ、ローカルのお店が営業しているのでそちらに足を運んでみるのもおすすめ。

会場近くでラフティングも

会場のすぐ近くを流れる漢灘江(ハンタン川)自体が韓国屈指のラフティングスポットで、フェス期間中に個人で予約して楽しむことができる。フェスのリストバンドをつけていると割引価格で利用可能。

深夜はレイヴに繰り出そう!

メインとなる会場から徒歩5分程度のところに、レイヴコレクティブ主催の深夜イベント(2026年は「MIDNIGHT 꽃밭 EXPRESS」)が明け方まで開催されるなど、メインステージ以外の周辺プログラムも充実。キャンプサイトエリアで展開されているのでキャンプ参加者はぜひ足を運んでみてほしい。

フェス会場外での企画もあり

2026年には、フェス本会場(高石亭)から少し離れたエリア(バスで20分程度)で早朝ライブが行われた。会場となったのは、朝鮮戦争前後の南北分断の傷跡が残る歴史的建造物で、まさにフェスのテーマを感じながらライブを味わうことができた。このように様々な企画が用意されており、別途予約が必要な場合もあるので、公式サイトやSNSを確認しておこう

編集部コメント
全てのライブが終了した後に、メインステージで流れるエンドロールは必見。このフェスのタイトルにもなっているキャット・スティーヴンスの「Peace Train」をBGMに、フェスのハイライトや関係者の名前がずらりと並び感動的なフィナーレを迎える。ちなみに大トリは韓国のレジェンドが務めるのが恒例なのでそちらも必ず観ておきたい。来年の開催日程は公式サイト、Instgramをチェック!

Text by maripe / Shotaro Tsuda
Supppoted by CUEW Showcase & Conference / 独立行政法人国際交流基金(JF)

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