フェスに特化したポッドキャスト番組『Festival Junkie Podcast』(MC:津田昌太朗)の7月29日配信回では、ROVOの勝井祐二氏がゲスト出演し、7月11日に東京多摩あきがわで行われたROVOの単独ライブ直後にライブの感想&これからのライブ・フェスのあり方を語ってくれた。番組後半では、ライブを主催したアースガーデンのスタッフに今回のライブにおける感染症対策や7月31日から開催されるライブフォレストフェスへの展望も伺った。(Photo:船橋岳大)
人間性のクオリティが問われている
津田:お客さんの反応はいかがでしたか?ステージから見ていて。
勝井:お客さんもライブとか観たかったんだろうなと。すごく喜んでくれてたと思いますし。途中盛り上がり過ぎてしまった箇所もあるとは思うので、それに関してはなんて言うのかな、コロナに関して思っていることは、「来年にコロナが収まりました。じゃあ元の2019年以前の世界に戻ればいい」というわけではないなと。
津田:それはMCでもおっしゃってましたもんね。
勝井:MCでも言ったように、今僕らが向き合わないといけないものは、コロナみたいなことでいうと世界的なものじゃないですか。アメリカだからとか中国だからとか、そういう国とか、属性ではなくて、人間性のクオリティが問われていると僕は思っています。
津田:普通のライブのMCじゃないキャッチボールがあったなと。
勝井:基本的にMCしないですからね。
津田:そうですよね。勝井さんが前に出て、ある意味説明的なことを喋っているのが新鮮というか。アーティストや主催者が発信しないといけないことがあるんだなと感じました。
勝井:そうですね。言わなきゃいけないというか、ただ本当に思っていることを話したというか。ここでゴミ置いていかれたら困るとか、ただ元に戻って盛り上がるようになればいいってことを目指してやっているわけじゃないっていうことですね。[続]
【番組情報】
番組名:Festival Junkie Podcast
配信日時:毎週土曜配信
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