2021年5月29日(土)に開催予定だった岡山県の野外フェス「hoshioto’21」の開催中止が発表された。
岡山県をはじめ近県へまん延防止措置だけではなく、緊急事態宣言も発令されることが決定し、「hoshioto’21」の開催日である5/29は期間中に当たることを受けての決定となり、主催者コメントもあわせて公式サイトにて発表されている。
チケット払い戻しに関しては後日アナウンス予定となっている。
主催者コメント
hoshioto’21へ関わる全ての皆様へ
hoshioto実行委員会代表の藤井です。
去年に引き続き、また残念なお知らせをしないといけないのが悔しく、そして心苦しいです。
2021年5月29日(土)に開催を予定しておりました「hoshioto’21」は開催を断念しました。
申し訳ございません。
岡山県をはじめ近県へまん延防止措置だけではなく、緊急事態宣言も発令されます。
期間は5/16~5/31となっており、hoshioto’21の開催日である5/29は期間中に当たります。
去年の中止の際に「安全」「安心」が守れなければ開催しないと発信させて頂いておりました。
そこから1年間、今年のhoshioto’21開催実現に向け感染症対策のレギュレーションを何度も検討し、2020年12月に規模をコントロールしつつの野外イベント「soto-oto’20~冬~」を開催。
2021年に入っては2月にライブハウスにて2週連続で「machioto2021」、3月に野外にて「soto-oto’21~春~」を開催しました。
コロナ禍における現実的なイベント遂行を試行錯誤し、様々なルールや対策を考え、独自ガイドラインを策定し、スタッフ一丸となって開催に向けて動いておりましたが、各地の感染拡大の状況、緊急事態宣の発出を鑑みて「一番大事にしてきた [安全・安心の音楽フェスティバル] が遵守出来ないのであれば中止せざるを得ない」と判断しました。
この葛藤を言葉でなかなか上手く表現出来ませんが、本当に悔しいです。
去年の中止から1年間、このような世の中の状況で葡萄浪漫館のスタッフの方々は前向きに僕たちへ力を貸していただきました。
近隣町民の方へのご説明などをはじめ、様々なところでご尽力頂き心から感謝しております。
色々な意見がある中、開催地域の井原市の方々をはじめ、行政の方々、他にも多くの方より暖かいお言葉を頂戴し、見守って頂き、本当にありがたく感じております。
今年の開催に同意し出演を快諾して頂いていたアーティストの皆様へは、またしても演奏して頂く機会が用意出来ず本当に申し訳ございません。
僕が住むこの井原市に、素敵なアーティストさんに来て貰える、大自然の中で素晴らしい音を響かせてくれる、みんなで最高の星空を眺められる、そんな1日だったはずなのに無念で仕方ありません。
絶対に去年のリベンジを果たすぞ!という想いで毎週の準備に参加して下さっていたスタッフの皆様、本当にお疲れさまです。
いつもありがとうございます。本当に残念です、申し訳ありません。
何よりもhoshiotoの開催を強く信じて応援して下さった方々、本当にありがとうございます。
最後まで悩みに悩み、なんとか開催出来ないかと試行錯誤したのですが、お気持ちに応えられませんでした。
今年で10年目という節目の年という事もあり「必ずや!」と進めて参りましたが、開催直前にこの様な形になってしまい本当に申し訳なく感じております。
どこに責任があって誰が悪い訳とか誰が正しいと一言には言い切れない状況だと僕は思っています。
また今後「安全」「安心」が守れるフェスティバルとして開催出来れば嬉しいです。
今年のラインナップが完全に揃う事は今後難しいとは思いますが、最高の星空の下で、最高の仲間達とお会い出来るのを待ち望んでおります。
僕たちが主催する「hoshioto’21」は開催断念となってしまいますが、これから開催される多くのイベントはなんとか開催出来るようになれば幸いです。
去年の様に音が鳴らない日々が続く事だけはどうか無いように。心から願います。
今後のチケット払戻対応等についてはまた後日発表させていただきます。
ご迷惑をおかけしますが、よろしくお願い致します。
2021年5月15日
hoshioto実行委員会代表
藤井裕士
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