サマソニ出演のペール・ウェーヴスに直撃取材!次はフジロック出演を熱望!?

多くの海外メディアで絶賛され、2018年最注目の新人アーティストとして、世界中のフェスに出演しているUK新世代バンドのニュー・アイコン、Pale Waves(ペール・ウェーヴス)。8月に開催された「SUMMER SONIC」にも出演し、多くの観客を魅了した彼女たちに、初来日となったサマソニでのライブの感想、さらにフェスにまつわる話、さらに9月にリリースされる新作について語ってもらった。

近くでファンの顔が見られたのがとてもいい思い出


-サマーソニックのライブの感想や手応えはいかがでしたか?

サマーソニックは最高だった!私たちにとって日本で初めてのライブで、初めてのフェステバルだったから、すべてが新鮮で。東京で私たちがプレイしたステージは想像していた何倍も大きくて、その規模に驚いちゃった!お客さんも嘘みたいにたくさん集まってくれてうれしかった。2日目の大阪もすごく盛り上がって、でも外だったからとにかく暑かったな。ほかのメンバーはたくさん蚊に刺されちゃったり。日本の人たちはすごく一生懸命にライブを観てくれるのが伝わってくるし、絶対にまたここでプレイしたいと思ったわ。

-初来日ライブでしたが、日本の観客、そして日本という国の印象は?

イギリスやアメリカの観客とはやっぱり全然タイプが違うんだけど、ものすごく差があってやりづらいというわけではなかった。みんながとっても集中して聴いてくれるからこそ、静かなんだなと思うけど、それは決して嫌な沈黙というわけではなくて、こちらにリスペクトを示してくれているんだなと感じられるから。この国の人たちは本当に礼儀正しいと思う。

ワイルド・スピード・シリーズの『TOKYO DRIFT』を観たことがあったから、それがわたしのイメージする日本で東京だったんだけど、実際舞台になってる渋谷のスクランブル交差点が泊まっていたホテルから見えて感動した!どこも清潔で綺麗だし、すごく進歩的。屋上にフットサル・コートがあるのも見つけたの!あれはイギリスでは見たことがないけど、もしボールがゴールを越えていっちゃったら、どうなるの?下の通行人にボールが当たるかも?!って、ハラハラしちゃった!

写真や映像で目にして行ったことのない場所を思い描くことはあっても、実際にその場に立ってみて、そこの空気を感じながら周りを見渡してみると、やっぱり想像とは全然違うように感じるものね。その空気感をつくり出している文化や慣習の面って、また特に想像のつかない部分で、でもその違いがまたすごく興味深くて。でもまったく違うなと思えるところも、すごくいい印象。ここではみんながすごく暖かく迎え入れてくれて、やさしくケアしてくれているのがよく伝わってくる。それも本当に細やかな部分によく気がついてくれて。あなたたちは何に関してもディテールを見逃さないのよね。

-ライブ以外にサマソニを楽しめましたか?

東京でプレイしてから、インタビューをいくつかこなしてすぐ大阪まで飛行機で移動しなくちゃいけなかったから、実際ほかのアーティストのライブを楽しんだり、サイトを見て回る余裕とかはなくて…でもそれでも楽しかったから大丈夫!(笑)現地でラジオの公開収録とかもやったから、近くでファンの顔が見られたのがとてもいい思い出になってる。

-東京・大阪の二都市を訪れたかと思いますが、違いなど感じられましたか?

やっぱり大阪でもほとんど時間はとれなかったから、違いを感じるまで楽しめてはいないんだけど、東京のほうがやっぱりいろんなことがあちこちで起きていて忙しない雰囲気があってエキサイティング。だけど大阪はその分リラックスした雰囲気だったのがよかった。窓から外の景色を眺めているだけでもわくわくしたけど、次はどちらの街でももっとゆっくり観光したり、ショッピングできたらいいな。

次ページ:次出たいのはフジロック!?

マイ・マインド・メイクス・ノイジーズ
ペール・ウェーヴス
Hostess Entertainment (2018-09-14)
売り上げランキング: 1,228
1 2
全国フェス検索